埼玉県西部に位置する奥秩父山塊は、荒川や千曲川など関東・中部地方の主要河川の源流と分水嶺にあたります。 手つかずの自然が多く残る場所として、秩父多摩甲斐国立公園やジオパーク秩父、甲武信ユネスコエコパークに認定されています。 本企画展では、奥秩父を地形・地質、植物、動物の3つの視点から捉え、その魅力をご紹介します。 |
奥秩父一帯は、約1億年以上前にプレート運動によって大陸の縁辺に付加した地層や岩石からできています。 これらの岩石が侵食され、険しい峡谷がつくられました。 約600万年前には、地下深くで貫入したマグマが石灰岩と反応し、鉱床がつくられました。 |
豆焼橋(秩父市大滝) |
秩父鉱山(秩父市中津川) |
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中間温帯から亜寒帯まで、多様な植物が生育する奥秩父。 標高1600m以上の亜高山には、コメツガやシラビソ、オオシラビソなどの針葉樹の原生林が広がっています。 甲武信ケ岳の周辺では、コケの絨毯が一面に広がる美しい風景が見られます。 |
亜高山帯の林床 |
アズマシャクナゲ |
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奥秩父の原生林には、国指定特別天然記念物のニホンカモシカをはじめ、大小様々な動物が生息しています。本コーナーでは、普段はなかなか見ることができない、奥秩父の哺乳類や鳥類の剥製を展示します。 |
ニホンカモシカ |
ヤマネ |
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背景イラスト:黒澤 達矢氏(原画)
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関連グッズのご紹介
チラシ・ポスターでも一際目を引く、黒澤 達矢 氏が原画を制作した「秩父地域鳥瞰図」(荒川・大滝エリア)を
A4サイズのクリアファイルにして販売をいたします。
企画展観覧の記念に、ぜひ手にお取りください。
クリアファイルの展開見本 販売価格:1枚300円 ※通信販売は7月9日(土)から販売開始をします。 |
企画展情報 ※新型コロナウイルス感染症等の状況により、休館日や会期が変更となる場合があります。御来館前にHPを御確認ください。
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名称 |
企画展「奥秩父の自然」 |
開催期間 | 令和4年7月2日(土)から令和4年10月16日(日) |
休館日 |
月曜日(祝日、7月・8月は開館)、9月6日(火)〜11日(日) |
会場 | 埼玉県立自然の博物館 |
料金 | 一般200円、高校・大学生100円、中学生以下無料です。 ※障害者手帳等をお持ちの方及び介助者1名無料 |
その他 |
御来館の際は、マスクの着用に御協力ください。 また、平熱よりも高い熱症状がある場合は、ご来館をお控えいただくようお願いします。 館内混雑時には入館制限を行う場合があります。時間に余裕をもってご来館ください。 |
お問合わせ |
電話0494-66-0407 |