日本産カマアシムシコレクション

資料名

ヨシイムシ

学名

Nipponentomon nippon (Yoshii)

資料番号 SMNH-Ap33418
分類 クシカマアシムシ科
採集地 北海道釧路市春採1丁目、春採湖畔、春採の森
採集年月日 2010/6/11
保存状態 プレパラート
概要

一般的に、カマアシムシ類は土壌や落葉落枝、コケ、あるいは朽ちた樹木など、地表面の土壌に関わりのある場所で確認されている。本標本は成虫のメスで、エゾイタヤの樹幹に生育する地衣類(カラタチゴケ)で確認された。カラタチゴケは地表から離れた樹幹に生育し、いわゆる土壌は存在していない。ヨシイムシは日本では普通種の一つであり、多少の環境改変には耐えられる種であるが、改変への耐性がとりわけ強い種ではない。上記のような特異な環境から得られたことは、カマアシムシ類の生態や移動・分散の面から注目される。

論文

中村修美・大西 純 (2012) 樹幹に生育する地衣類から得られたカマアシムシ類.埼玉県立自然の博物館研究報告, (6): 51-52.