前原の不整合(まえはらのふせいごう)

1億5千万年をまたぐ場所

古秩父湾誕生の地と言える「前原の不整合」では、古生代~中生代の岩石からなる秩父帯の上に、約1700万年前の古秩父湾に堆積した、秩父盆地層群白沙層の地層が重なっています。
その境界を不整合面といい、この面を探すには、地層の“たまりはじめ”を示す「基底礫岩」を探します。
この礫岩層の下の黒い石が秩父帯の粘板岩です。

アクセス

◯秩父鉄道「皆野駅」より皆野橋経由徒歩25分
◯国道140号から県道37号線「大淵」交差点そば

地図

上の地図の中心地点が、「前原の不整合」の位置です。

  • 37号線交差点「大淵(おおふち)」のわきの道を、徒歩で入っていきます。交差点から徒歩3分ほどです。
  • 車の駐車場は、長瀞方面からの場合、「大淵」交差点をすぎ、約100mの場所にあります。

  • 「大淵」のわき道に入るとすぐ50mほどで、古秩父湾の旗と看板が見えます。看板横の階段を下ります。
  • 階段は滑りやすいので、十分注意してください。
  • 階段を下り、すぐ50mほどの場所が前原の不整合です。