国立科学博物館では博物館収蔵資料の横断的検索を可能にする「自然史系博物館のネットワークを活用した生物多様性情報の提供」事業を実施しています。この事業は,国内の博物館の収蔵資料に関する情報を国立科学博物館内に設置するデータベースサーバに提供するもので,国内の資料を一括で検索することができます。

また、このサーバを通して地球規模生物多様性情報機構(GBIF)のデータベースにも提供されます。これは全世界の生物多様性に関する情報の横断的検索を可能とするものです。

当館でも、平成20年度からこの事業に協力しています。平成25年度までで次の標本公開しています。


哺乳類:527件
鳥類:824件
無翅昆虫類:30,117件
有翅昆虫類:15,774件
軟体動物(陸生貝類):1,129件
被子植物:52,394件
裸子植物:437件
コケ植物:2,777件
地衣類:1,975件
菌類:2,740件

合計:108,694件

詳しいデータ等は、サイエンスミュージアムネットの「自然史標本情報検索」からみることができます。
http://science-net.kahaku.go.jp/