古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群
資料名 |
パレオパラドキシア(臼歯・下顎等) |
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学名 |
Paleoparadoxia tabatai |
資料番号 | SMNH-VeF-10 |
分類 | 束柱目パレオパラドキシア科 |
産地 | 秩父市寺尾 |
地層名 | 秩父盆地層群秩父町層 |
時代 | 新第三紀中新世 |
採集(発見)年月日 | 1951年 |
概要 |
1951年11月に、当時の秩父第二中学校の生徒と教員によって秩父市寺尾の荒川河床より発見・発掘された標本。その後、埼玉県立自然の博物館の前身である秩父自然科学博物館に持ち込まれた。同館によって行われた追加調査によって得られたものを合わせて、秩父から初めて報告された海棲哺乳類化石。発見された標本は、頭骨の一部と臼歯のほか、一部胴体の骨も含まれている。 |
論文 |
新井重三,1953.秩父盆地におけるデスモスチリッドDesmostylid (Cornwallius? sp.)の発見.秩父自然科学博物館研究報告,3,65–86. 渡部景隆,1953.秩父盆地におけるDesmostylid並に本州におけるDesmostylidの産出層準について.秩父自然科学博物館研究報告,3,43–60. |
備考 | 国指定天然記念物「古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群」指定化石のうち、秩父市寺尾産出パレオパラドキシア頭骨化石 |