古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群
資料名 |
パレオパラドキシア?の指骨 |
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学名 |
Paleoparadoxia sp. |
資料番号 | SMNH-VeF-66 |
分類 | 束柱目パレオパラドキシア科 |
産地 | 秩父郡皆野町大淵 |
地層名 | 秩父盆地層群白沙層 |
時代 | 新第三紀中新世 |
採集(発見)年月日 | 1986年 |
概要 |
1986年、前原の不整合に近接した皆野町大淵より発見され、坂本(1988)によって左第2?中足骨(前原標本)とされた標本。小笠原(2000)は、化石相などの比較によって、前原標本の産出層の年代を約1900万年前とし、前原標本を日本最古の化石記録としたことから、日本最古のパレオパラドキシア化石とされていた。現在は、北海道の約2300万年前の標本が最古と考えられているが、本州から発見されているパレオパラドキシア化石の中では最も古いもののひとつ。 |
論文 | 坂本 治,1988.秩父盆地北東縁部に産出したPaleoparadoxiaの中足骨.日本産海生哺乳類化石の研究,105–106. |
備考 | 国指定天然記念物「古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群」のうち、秩父郡皆野町大淵産出パレオパラドキシア化石 |