古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群
資料名 |
パレオパラドキシア |
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学名 |
Paleoparadoxia tabatai |
資料番号 | SMNH-VeF-35 |
分類 | 束柱目パレオパラドキシア科 |
産地 | 秩父郡小鹿野町般若 |
地層名 | 秩父盆地層群秩父町層 |
時代 | 新第三紀中新世 |
採集(発見)年月日 | 1981年 |
概要 |
1981年に小鹿野町般若の秩父セメント砕石場(現在の般若の丘)より発見され、埼玉県立自然史博物館準備室(当時)によって発掘された標本。県内で2例目となるパレオパラドキシアの全身骨格であり、首の骨から腰骨までほぼ完全にそろっている。肋骨には骨折の跡やフジツボの付着が見られ、背骨にはイタチザメの歯がついている。坂本ほか(1983)によって産出部位ならびに産状の報告がされたほか、北川ほか(2013)によって、どのように海底に埋没したのか、化石の産状から考察されている。 |
論文 |
坂本 治,1983.秩父盆地産パレオパラドキシア骨格化石の産出について.埼玉県立自然史博物館,1,17–26. 北川博道・坂本 治・長谷川善和,2013.埼玉県産出のパレオパラドキシアについて.埼玉県立自然の博物館研究報告,7,15–22. |
備考 | 国指定天然記念物「古秩父湾堆積層及び海棲哺乳類化石群」指定化石のうち、秩父郡小鹿野町般若産出パレオパラドキシア骨格化石 |