古秩父湾の化石

資料名

メガロドン

学名

Otodus megalodon

資料番号 SMNH-VeF23
分類 ネズミザメ目オトダス科
産地 埼玉県秩父市久那
地層名 秩父盆地層群秩父町層
時代 新第三紀中新世
採集(発見)年月日 1980/10/2
概要

メガロドンは、新第三紀中新世〜鮮新世にかけて世界中の海に生息した巨大ザメである。埼玉県深谷市(旧川本町)より発見された歯群化石から推定された体長は12 mに達する。この標本は、1980年に秩父市久那の荒川河床から発見された、左上顎の歯化石である。保存状態が良好で、欠損がない完全な状態で発見された。同日と翌日に合わせて7本の歯化石が、同じ場所から発見されている。

論文

上野輝彌・坂本 治,秩父盆地中新統産出のホホジロザメ属化石とその意義,埼玉県立自然史博物館研究報告,2,47–65.

備考