古秩父湾の化石

資料名

クロベガメ

学名

Syllomus aegypiacus

資料番号 SMNH-VeF31
分類 カメ目ウミガメ科
産地 埼玉県秩父市大野原
地層名 秩父盆地層群秩父町層
時代 新第三紀中新世
採集(発見)年月日 1977/12/10
概要

新第三紀中新世に生息したウミガメの仲間。元々は、1956年にクロベガメ(Kurobechelys tricarinata)として新種記載されたが、後の研究によって、1889年に記載されたSyllomus aegypiacusという種であることが判明し、以降はこの学名が使用されている。秩父市大野原から産出したこの標本は、背甲がほぼ完全な形で保存されている。甲羅の最大長は25.3 cm。

論文

坂本 治,1983.秩父盆地の中新統産出のウミガメ化石.埼玉県立自然史博物館研究報告,1,1–10.

備考