古秩父湾の化石
|
資料名 |
カグラザメ属の一種 |
---|---|
学名 |
Haxanchus sp. |
資料番号 | SMNH-VeF54 |
分類 | カグラザメ目カグラザメ科 |
産地 | 埼玉県秩父市蓼沼 |
地層名 | 秩父盆地層群秩父町層 |
時代 | 新第三紀中新世 |
採集(発見)年月日 | 1992, 1993 |
概要 |
秩父市蓼沼から発見されたカグラザメ類の歯化石。カグラザメ類の歯は、上顎と下顎で形態が異なっており、特に下顎の側歯はノコギリの歯のような櫛状になるのが特徴。1997年に発表された研究では、本標本を含め荒川河床から発見された315本の歯化石を基に、カグラザメの仲間(Haxanchus sp.)の歯列の復元が行われた。 |
論文 |
金子正彦・藤井孝二・高山義孝・坂本 治,1997.秩父盆地中新統産の315個の歯化石にもとずくカグラザメ属 Hexanchus sp. の歯列解析.埼玉県立自然史博物館研究報告,15,17–32. |
備考 |