埼玉県の外来生物
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| 資料名 | カラスムギ | 
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| 学名 | Centaurium tenuiflorum (Hoffmanns. et Link) Fritsch ex Janchen | 
| 資料番号 | SMNH-As61637 | 
| 分類 | イネ目イネ科 | 
| 採集地 | 埼玉県日高市横手 | 
| 採集年月日 | 2024/5/14 | 
| 原産国 | ヨーロッパ | 
| 侵入経緯 | 穀物等に紛れて非意図的に移入。縄文時代には帰化していたと考えられる。 | 
| 指定 | ー | 
| 概要 | 畑地や路傍などに生える一年生草本で、有史以前に穀物に紛れて日本に侵入し定着したと考えられている。5~7月頃に垂れ下がる穂(小穂)を多数つけることが特徴で、小穂の中央から延びる髭のような構造(芒(のぎ))は、水にぬれると根元の捻じれがが解かれて、その力で種ごと回転する。これは、地表に落ちた種がより遠まで分散するのに役立つ構造と考えられる。埼玉県内では平地から山地にかけて、ほぼ全域に分布している。近縁種のマカラスムギ(別名エンバク)は、オートミールの原料として知られる。 |