埼玉県の外来生物

資料名

アカボシゴマダラ

学名

Hestina assimilis assimilis

資料番号 SMNH-In48812
分類 チョウ目タテハチョウ科
採集地 埼玉県さいたま市
採集年月日 2012/7/26
原産国 東アジア
侵入経緯 人為的な放蝶
指定 特定外来生物、生態系被害防止外来種リスト
概要

春季に羽化する春型と夏季に羽化する夏型では翅の模様が異なる。春型は翅が大きく、白地に黒い模様がある。関東周辺に分布しており、1990年代後半頃に持ち込まれたと考えられている。幼虫はエノキの葉を食べ、成虫はクヌギやコナラなどの樹液をエサにする。生態が似ているオオムラサキやゴマダラチョウとの競合が懸念されている。奄美諸島には在来の亜種が生息する。標本はさいたま市内の雑木林内で採集された夏型の個体。