埼玉県の外来生物
|
資料名 |
ガビチョウ |
---|---|
学名 |
Garrulax canorus |
資料番号 | SMNH-Av787 |
分類 | スズメ目チメドリ科 |
採集地 | 埼玉県長瀞町長瀞 |
採集年月日 | 2001/11/20 |
原産国 | 中国南部~東南アジア |
侵入経緯 | 飼育個体の遺棄・逸出 |
指定 | 特定外来生物、日本の侵略的外来種ワースト100 |
概要 |
白いアイシャドウのような模様が特徴的な鳥類。他の鳥の声をかき消すほど、非常に大きく複雑な声でさえずる。生息環境が似通っている在来鳥類の生態に影響を及ぼすと考えられているほか、最近は小型鳥類の卵を捕食する可能性も示唆されている。埼玉県では、山地から平地までほぼ全域に生息し、特に河川敷のやぶや竹林などに多い。標本は長瀞町のキャンプ場で拾得された個体。ガビチョウは開けた環境をあまり好まないが、キャンプ場を囲むやぶや生垣を利用していると考えられる。 |