埼玉県の外来生物

資料名

クビアカツヤカミキリ

学名

Aromia bungii

資料番号 SMNH-In37879
分類 コウチュウ目カミキリムシ科
採集地 埼玉県秩父郡長瀞町
採集年月日 2023/7/9
原産国 東アジア
侵入経緯 輸入された木材に紛れて移入?
指定 特定外来生物
概要

つやのある黒色の体と赤色の首元が特徴のカミキリムシの一種。オスの触角はメスの触角よりも長く、体長の2倍近い長さになる。幼虫がサクラやウメ、モモの木の材部を食べる。幼虫の期間は2~3年で、その間に木を食べ続けるため、木が弱り枯れる被害が続出している。埼玉県内では最初に北部や東部で発見された。2018年には8市町で発見されていたのが、2023年には36市町にまで増えており、毎年分布域が拡大している。画像の標本はメス個体で、博物館に近いサクラ並木で2023年に発見された個体。