埼玉県の外来生物

資料名

ハクビシン

学名

Paguma larvata

資料番号 SMNH-Ma547
分類 食肉目ジャコウネコ科
採集地 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞
採集年月日 2003/10/30
原産国 中国・台湾・インドシナ半島
侵入経緯 毛皮用に輸入した個体の逸出?
指定 生態系被害防止外来種リスト
概要

木登りが得意な哺乳類。在来種のアナグマと間違えられることがあるが、本種は顔が黒っぽく、鼻から頭頂にかけて伸びる白い模様をもつのが特徴。長い間、在来種であるか外来種であるかの議論が続いているが、分布域や文化的背景、化石や遺伝子の研究などから、外来種であるとの説が有力である。果実をはじめとする農作物を食べたり、人家の屋根裏に入り込んだりすることで、人の生活に影響を及ぼしている。埼玉県では、ほぼ全域で見られる。標本は長瀞町で収集された個体。