埼玉県の外来生物

資料名

ムネアカハラビロカマキリ

学名

Hierodula chinensis

資料番号 SMNH-In48829
分類 カマキリ目カマキリ科
採集地 埼玉県秩父郡長瀞町
採集年月日 2023/10/17
原産国 東アジア
侵入経緯 卵がついた竹材の輸入により移入?
指定
概要

大型のカマキリの一種。胸部腹面が赤味を帯びるのが特徴。ホームセンターで売られていた中国製の竹箒に卵(卵鞘)がついていたことから、竹箒についた卵が日本で孵化して広まったと考えられている。埼玉県では2024年現在で所沢市、小川町、北本市、寄居町、長瀞町で記録されているが、実際には他の市町村にも生息していると考えられる。生きているときは、背面は全体的に明るい緑色をしているが、標本化すると変色してしまう。標本は、博物館の駐車場で死体を拾得し標本化した個体。