埼玉県の外来生物

資料名

タケオオツクツク

学名

Macrosemia pieli

資料番号 SMNH-In48811
分類 カメムシ目セミ科
採集地 埼玉県川口市
採集年月日 2017/7/22
原産国 東アジア
侵入経緯 卵がついた竹材の輸入により移入?
指定
概要

大型のセミの一種。中国が原産と考えられている。成虫は竹の幹から汁を吸い、幼虫は土中で竹の根から汁を吸うため、一生を通じて竹に依存した生活をしている。成虫は夕方ごろに活発に活動し、夕暮れ時に薄暗い竹林の中で「ギュイーン」と機械音のような音を出して鳴く。高いところにいるため、なかなか生きた姿を観察できない。埼玉県では2016年に川口市内の竹林で発見された。竹の枝に卵を産むため、竹箒などの竹製品に紛れて侵入したと考えられている。画像の標本は川口市内で調査された際に採集された個体。