埼玉県の外来生物

資料名

ツヤハダゴマダラカミキリ

学名

Anoplophora glabripennis

資料番号 SMNH-In48831
分類 コウチュウ目カミキリムシ科
採集地 埼玉県蓮田市
採集年月日 2023/7/18
原産国 東アジア
侵入経緯 輸入された木材に紛れて移入?
指定 特定外来生物、世界の侵略的外来種ワースト100
概要

在来種ゴマダラカミキリに似たカミキリムシの一種。前胸部の白斑はなく、前翅の付け根はつやがあり滑らかな構造をしていることが識別点。雌雄で触角の長さが異なり、オスでは体長の2倍近く、メスでは体長より少し長い程度である。2021年頃に全国数か所で発見されて以来、埼玉県では東部を中心に分布を広げている。幼虫がヤナギ類やトチノキなどの材部を食べるため、木が枯死する。標本は蓮田市で2023年に採集されたオス個体。同地では1か月の間に150個体以上確認され、発生木の多くはすでに伐採されている。