埼玉県の外来生物

資料名

ホソオチョウ

学名

Sericinus japonica

資料番号 SMNH-In48815
分類 チョウ目アゲハチョウ科
採集地 埼玉県比企郡嵐山町
採集年月日 2015/7/19
原産国 韓国
侵入経緯 人為的な放蝶
指定 生態系被害防止外来種リスト
概要

後翅の長い尾状突起が特徴のチョウ類の一種。雌雄で翅の模様が異なり、オスでは全体的に白色部が目立ち、メスでは黒色と黄色の縞柄になる。中国大陸に分布しているが、日本に見られるのは韓国の個体群と考えられている。日本では5月上旬から秋にかけて3~4回成虫が発生する。幼虫がウマノスズクサを食草とするため、食草が同じ在来のジャコウアゲハとの競合が懸念される。標本は埼玉県嵐山町で採集されたメス個体。