埼玉県の外来生物

資料名

タケクマバチ

学名

Xylocopa (Biluna) tranquebarorum tranquebarorum

資料番号 SMNH-In48826
分類 ハチ目ミツバチ科
採集地 埼玉県比企郡東秩父村
採集年月日 2024/7/26
原産国 東アジア
侵入経緯 営巣した竹材の輸入により移入?
指定
概要

中国大陸が原産のクマバチの一種。枯れた竹に穴をあけて巣を作る。中部~近畿地方では多くの個体が発見されているが、関東での発見例はまだ少ない。日本では春から秋にかけて見られる。標本は、2023年に東秩父村にある秩父高原牧場付近の尾根線沿いで発見された県内2例目の個体。他にさいたま市内で1個体だけ発見されている。国内で発見された当初は、台湾の個体群と予想され「タイワインタケクマバチ」と呼ばれていたが、近年では中国大陸の個体群の可能性が示唆されている。