埼玉県の外来生物
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資料名 |
イラガセイボウ |
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学名 |
Pentachrysis shanghaiensis |
資料番号 | SMNH-In48827 |
分類 | ハチ目セイボウ科 |
採集地 | 埼玉県熊谷市 |
採集年月日 | 2017年2月7日(羽化日:2017年5月29日) |
原産国 | 中国(上海) |
侵入経緯 | 輸入資材等に紛れて侵入? |
指定 | - |
概要 |
青緑色の金属光沢に富んだハチの一種。明治~大正の頃に九州地方に偶然持ち込まれたと推定されている。その後、分布域を北上させ、現在では埼玉県内にも生息している。大半が他の単独営巣性ハチ類に寄生すると考えられているセイボウ亜科の種の中で、本種は例外的にイラガに寄生する。イラガの繭に小孔を開けて産卵した後に、その小孔を埋める。その痕が繭に残されるため、寄生されている繭を区別しやすい。標本は、冬季に熊谷市内の公園で寄生されたイラガの繭を採集し、室内で羽化させた個体。 |