地質

収蔵資料D.B. 地質

図.1 fig.1 フウ,エノキの葉化石標本【左】とカエデ,メタセコイアの葉化石標本【右】
図.2  fig.2 ニレ,ポプラなどの葉化石標本
資料名 平方の化石林を構成する植物化石群
学名
資料番号(形態) Pl-62,Pl-69(fig.1【左】),Pl-73(fig.1【右】),Pl-53,Pl-58,Pl-63,Pl-64,Pl-65(fig.2)
資料採取地 深谷市平方(旧川本町)
地層名 楊井層(後期中新世)
発見年,発見者
採取年,採集者 本間岳史
特記(指定等)
概要 楊井(やぎい)層の植物化石種は,温帯性落葉広葉樹を主とし,フウやエノキに似た暖帯性もしくは暖温帯性落葉広葉樹(fig.1【左】)を交えます.暖帯性常緑広葉樹はありません.また,ヨシのような湿地生植物やポプラに似た種(fig.2)・ハンノキ似た種など水辺生植物が多く,フウ,ニレなどに似た種で高湿性~中湿性植物(fig.1【左】・fig.2)が多くなっています.メタセコイア(fig.1【右】)は葉のほかに球果もしばしばみられ,時にオオバタグルミの球果も見られます.
画像中のスケール 15cm