地質

収蔵資料D.B. 地質

図.1 紅簾石片岩標本
図.2 皆野町親鼻の紅簾石片岩露頭
資料名 紅簾石片岩(こうれんせきへんがん)
学名
資料番号(形態) Ro-324
資料採取地 秩父郡皆野町
地層名 三波川帯三波川ユニット
発見年,発見者
採取年,採集者 不明,坂本治
特記(指定等) 国・名勝及び天然記念物「長瀞」(1924年12月9日指定),県立長瀞玉淀自然公園第1種特別地域(埼玉県)※皆野町親鼻付近の岩石採取は禁止
概要 紅簾石(こうれんせき)片岩(図1)は、マンガンを含む珪質な堆積岩が変成して形成されました.親鼻橋際に露出する紅簾石片岩の露頭(図2)は、1887年に小藤文次郎博士が世界で初めて報告した露頭です。国指定名勝・天然記念物「長瀞」区域内の最上流部に位置しており、確認できる15枚程の薄い紅簾石層を挟んでいます。
画像中のスケール 20cm