地質

収蔵資料D.B. 地質

図.1 菫青石黒雲母片麻岩標本
図.2
資料名 菫青石黒雲母片麻岩(きんせいせきくろうんもへんまがん)
学名
資料番号(形態) Ro-453
資料採取地 比企郡嵐山町太郎丸
地層名 比企丘陵新第三系の基盤
発見年,発見者
採取年,採集者 1986年3月18日,本間岳史
特記(指定等)
概要 関東山地北東縁部の滑川(なめがわ)帯の南縁には、西南日本内帯の領家帯に属するとみられる岩石が分布しています。この種の岩石は、かつては関東山地北縁一帯に広く存在したと思われますが、現在は比企丘陵の一部にしかみられません。
 当標本は、菫青石と黒雲母を含む片麻岩で、領家帯の中でも中央構造線の近くに産する変成岩に対比されます。
画像中のスケール 15㎝