地質

収蔵資料D.B. 地質

図.1 fig.1 メタセコイアの球果化石標本【左】とオオバタグルミの堅果化石標本【右】
図.2 fig.2 ハンノキ属の球果化石標本【左】とエゴノキの種子化石標本【右】
資料名 笹井の化石林を構成する化石標本群
学名
資料番号(形態) PlF-88,PlF-86
資料採取地 狭山市笹井・上谷ヶ貫
地層名 前期更新世仏子層最上部
発見年,発見者 1989~1990年,新富次
採取年,採集者
特記(指定等)
概要 1974年12月7日,地元の今坂隆二・志村直治両氏により,狭山市笹井の入間川河床に,大木のメタセコイアと考えられる化石株が多数発見されました.共産する植物化石は,メタセコイアの球果(fig.1【左】),ハンノキ属の球果(fig.2【左】),エゴノキの種子(fig.2【右】)が多く,オオバタグルミの堅果(fig.1【右】),コブシの種子などもあります.複数の絶滅種を含み,いわゆるメタセコイア植物群に属します.
画像中のスケール fig.1:15cm、fig.2:10cm