収蔵資料D.B.　植物


図．１


図．２	参考写真（廣瀬信男氏撮影）

資料名	イチョウウキゴケ（コケ植物　ウキゴケ科）
学名	Ricciocarpos natans (L.) Corda
資料番号（形態）	Br-2779（こけ類標本：コケ袋の大きさ11×14.5㎝）
資料採集地	埼玉県大里郡寄居町保田原
採集日，採集者	2009年9月3日、植田雅浩
特記（指定等）	絶滅危惧種Ⅱ類（埼玉県2011年版）、準滅危惧種（全国2007年版）
県内分布状況	県内全域
概要	北海道から九州・沖縄まで広く分布しています。水田や池の水面に浮遊(ふゆう)し、水を抜いた水田にも生育します。葉状体は緑色ですが、秋になると赤みを帯び、長さ１～1.5㎝、幅４－８㎜、二叉状に分枝しイチョウのような葉形になります。雌雄同株(しゆうどうかぶ)。かつては、普通にみられた種類でしたが、最近は水質汚濁などで絶滅が危惧されています。