植物

収蔵資料D.B. 植物

図.1
図.2 参考写真(館職員撮影)
資料名 ミヤマハナゴケ(地衣類 ハナゴケ科)
学名 Cladonia stellaris (Opiz) Pouzar & Vezda
資料番号(形態) Li-6201(こけ類標本:コケ袋の大きさ11×14.5㎝)
資料採集地 埼玉県秩父郡大滝村、武信白岩 標高約2250 m
採集日,採集者 1992年8月19日、四分一平内
特記(指定等)
県内分布状況 秩父山地(武信白岩)
概要 北海道から中部山岳地の高山帯(標高2,500 m以上)の、主にハイマツ林の周縁地表部にコロニーを形成します。地衣体の子柄(しへい)の分枝(ぶんし)はほぼ同じ間隔で分岐(ぶんき)しますが、基部では仮軸(かじく)を形成し、全体としては丸形になり、上部の先端部は黄色くなります。参考写真は奥秩父、金峰山(きんぷさん)の頂上付近で撮影したものです。県内では、いわゆる高山帯のハイマツ群落はありませんが、高山性環境となっている武信白岩(ぶしんしらいわ)(2,290 m)が今のところ唯一(ゆいいつ)の採集地となっています。