動物

収蔵資料D.B. 動物

図.1
図.2
資料名 アナグマ(ネコ目イタチ科)
学名 Meles anakuma Temminck, 1844
資料番号(形態) Ma-476(本剥製)
資料サイズ
資料産地(原記載) 埼玉県秩父郡長瀞町
採集日,採集者 1996年10月19日、大沢たま子
特記(指定等) RT(埼玉県RDB)
県内分布状況 台地・丘陵帯から亜高山地帯
概要 日本固有種で台地・丘陵帯から亜高山地帯に分布しています。
 イタチ科の動物ですが、イタチと比べ四肢が短く、土を掘ることが得意です。巣穴も土中につくり、たまにタヌキと同じ穴を利用することがあります。このことが、「同じ穴のムジナ」という言葉の由来になったという説があります。
タヌキの肉は独特な臭みがあることから、タヌキ汁の肉はアナグマの肉であると考えられます。
頭胴長は雄で56~68cmと、タヌキやキツネと変わらないくらいですが、体重はアナグマが重いです。森林や潅木林に集団で生息し、夜行性で、土壌動物や小動物を捕食する雑食性の哺乳類です。